番外1 すずめ雀(すずめじゃん)
牌の枚数は少なくても役作りのワクワクは麻雀並み!麻雀の入門用としても最適な、かわいい麻雀セット!だから「すずめ雀」!

ゲームで使用するのは麻雀牌を少し小さくしたような牌。1~9の数牌が1種類(索子のみ)と字牌(發・中の2種のみ)の44個です。実際の麻雀は136個もの牌を使用するので、規模は1/3程度という事です。
※写真は説明のために手牌をオープンにしていますが、通常は相手に見えないように立ててゲームをします。

これが牌。それぞれ4個ずつあります。しかし4個のうち1つは赤くなっていますね。来ると嬉しいちょっと点数が高い牌なのです。

裏返した牌から一人5個ずつを取って、相手に見えないように立てます。その後は裏返った牌を1つ持ってきて6枚にし、その後1枚を表向きにして自分の近くに捨てます。これをプレイヤーごとに繰り返します。

手元の牌で作りたいのは3枚1セットの組み合わせを2つ。写真左のように2・3・4などの数字の並び、もしくは写真右のような「同じ牌3つ」という形。この3枚の形によって点数が変わるのですが、詳しくは説明書を読んでください。
自分で持ってきた牌でも、他人が捨てた牌でも上がる(勝つ)ことは可能ですが、一度でも自分が捨てた牌では他人から上がれないのは麻雀と同じルールです。ポンやチーもできます。
このゲームの基本情報
商品名:すずめ雀(すずめじゃん)
対象年齢:6歳以上
メーカー希望小売価格:5,500円(税込)
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:30分
楽しさのポイント:とっかえひっかえする牌によって、手元の形が少しずつ出来上がっていくのはとてもワクワクします。点数が高い組み合わせを狙うのか、簡単に作れそうなところで妥協するのか、また自分が捨てる牌が相手の上がりにつながっていないか、そういう緊張感はトランプの楽しさと黒ひげ危機一髪のドキドキが混じったような、絶妙な緊張感が繰り返し遊びたくなる理由なのですが…。
6歳の男の子と遊んだ評価は「いまひとつ」でした。その理由はたぶん、勝ちまでの見通しが遠いからだと思います。手元で揃えて相手より早く役作りをする、そういうゲームの欠点は「ゲーム中の優勢劣勢が分かりづらいこと」 手持ちが減ったり増えたりするわけではなく、自分のコマが相手より先に進むわけでもない。勝つか負けるかがゲーム終盤まで分からないのは、子ども達にとっては「退屈」になってしまうようです。
ルールは麻雀にとても似ていますがそのルールを変えてしまい、6つ全てが揃わなくても3つの牌ができた時点で点数が入るとか、手牌を全員オープンにしてしまい、誰が揃いそうか状況が把握できるようにしてしまうと、年齢が低い子でも楽しめるかもしれません。
家庭で麻雀をやるのは一苦労ですが、「すずめ雀」はとっても手軽。長く遊べるゲームなのは間違いありません。