No.4: おばけキャッチ
カードに描かれたイラストを見て、場に置かれた駒を素早く取るゲーム。


使用する駒はこの5つ。形と色が重要です。誰からも取れるように場に広げて置いておきます。

上の3枚のカードには、色と形が一致した駒の絵が1つずつ描かれています。一番左のカードは「グレーのネズミ」、真ん中は「赤い椅子」、右のカードには「青い本」が駒と一致しています。この場合は一致している駒を素早く取った人の勝ちです。カードは1回の勝負で1枚出されるため、写真のように一度に3枚出されることはありません。これが駒を取るパターン1です。
例)一番左のカードが出されたら「グレーのネズミ」を取ります。

パターン2がこれ。今度は、絵に描かれているものと「形」も「色」一致しているものがありません(ビンは青ではないし、おばけはグレーでもない)。この場合、絵に描かれている形も色も該当しない駒が1つだけあり、それを取ります。写真の場合は、青でもなく、ビンでもなく、おばけでもなく、グレーでもないもの…つまり「赤い椅子」です。
カードをじっくり見るまで、形と色が同じものを取ればよいのか(パターン1)、形も色も描かれていないもの(パターン2)を取ればよいのか分かりません。頭を切り替えて該当する駒を素早く取るのは、結構な頭脳戦です。

ご覧のように、カードはいっぱい入っています。勝ったら(駒を取れたら)場に出たカードをもらい、最終的に何枚のカードを獲得できたかを競うのが通常の遊び方です。はい次!次!というように、スピード感をもって遊んでいると、大人の脳は疲れます(*_*)
このゲームの基本情報
商品名:おばけキャッチ
対象年齢:8歳以上 ※相反するルールを理解するのがちょっと難易度高めですが、年長組の子は遊べました。
メーカー希望小売価格:2,000円台前半 ※ネットの場合は販売店によりばらつきがあります
プレイ人数:2~8人
プレイ時間:20~30分程度 ※1戦1戦自体は時間がかかりませんが、附属のカード分だけ遊ぼうと思うとこれくらいの時間がかかります
楽しさのポイント:いかに早く気付くかを競うゲームなので、あまり歳の差が離れていない方が良いかな…と、最初は思いました。が、このゲームは考え方(絵と実物の共通点を1つずつ見つけていく)次第では子どもが先に気付くこともあったので、いい勝負ができました。このゲームだけを延々とやっていても飽きてしまうため、トランプやウノなどのゲームの中に入れておき、その時の気分で選択するのが良さそうです。久しぶりに遊ぶと新鮮な気持ちで楽しめます。ちなみに…駒の種類が変わった「おばけキャッチ2」というバージョンもあります。それぞれ単独でも遊べますが、「おばけキャッチ」と「おばけキャッチ2」を混ぜて遊ぶこともできます。興味がある方はどうぞ。